成長と骨のはなし  京都市伏見区 あおば整骨院



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人間の骨も新陳代謝が必要で、約3年で生まれ変わります。

これは骨をつくる骨芽細胞と、骨を壊す破骨細胞が常に働いて作り変えているからです。

 

【骨の新陳代謝】

30代ごろまで:骨を作る働き骨を壊す働き

30代以降:骨を作る働き骨を壊す働き

40代以降:骨を作る働き骨を壊す働き(骨量が減っていく)

 

では、骨を作る働きの方が大きい成長期に骨の数が増えるのかといえば、そうではありません。

骨の数は増えるどころか減るのです。

 

どういうことかというと、幼児の関節の骨は<骨幹><骨端>という部分が分かれていて、隙間には軟骨があります。

骨の成長が止まる頃に、隙間の軟骨が骨に変わっていき骨幹と骨端がくっつきます。

このため幼児の骨の数は305個くらいですが、大人になると骨幹と骨端がくっついて一つになり、200~206個に減っていくのです。

成長するのに減るというのは不思議な感覚かもしれませんね。

 

例えば、子供さんが病院を訪れてレントゲンを撮ることがあった場合、

あたかも骨と骨が離れてしまっているように見えるレントゲン写真を見ることがしばしばあるかも知れません。

離れているように見えるから、即「骨折!」と判断するのではありません。

骨幹と骨端の隙間の軟骨部分はレントゲンに映らないので、離れてしまっているように見えるのです。

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骨の縦の成長は主に骨の骨端にある<骨端軟骨>が刺激され伸びます。

(横の成長、すなわち骨の太さは、骨をグルリと包んでいる<骨膜>への刺激によって促されます。)

骨端軟骨が障害されると、骨自体の成長が止まってしまう可能性もあるので、

幼少期の頃の骨端部のケガの治療は非常に重要になってきます。

 

成長痛は何の痛み?

成長期のお子さんが「脚が痛い」、「膝が痛い」と訴えているのをよく聞きませんか?

「“ 骨が痛い ” と言っているけれど、骨に異常があるのですか?」と訊かれることもあります。

単純に「成長痛」といっても、メカニズムが分からなければただただ痛みに対して我慢をさせるだけになります。

 

成長痛とは、骨を取り巻いている<骨膜>が引っ張られて炎症を起こしているのが痛みの原因です。

では<骨膜>が引っ張られる原因は?と言うと、伸びようとしている骨の伸び率に周囲の筋肉の柔軟が追いつかず引き伸ばされ、

筋肉の付着部である骨の骨膜部分が引っ張られ続けることによって炎症が起きます。

炎症がきつくなると、膝を深く曲げるだけでなく歩く時にも痛みが出てしまいます。

スポーツをしている思春期の子どもの中でも多いのが、膝下の骨が盛り上り運動時に激しい痛みを伴う「オスグッド・シュラッタ―病」といわれるものです。

原因となっているのは前述のように、硬く、伸張性が乏しくなっている「大腿四頭筋」という筋肉です。

 

炎症がきつい時は、アイシング(氷:水=7:3)で患部をしっかり冷やし、

炎症を助長させる痛みが出る動作はできるだけ控えましょう。

次に、骨膜を引っ張る原因となっている緊張している筋肉をストレッチなどで緩めます。

痛みが起こっている部分に 「ゆとり」 を作り、ストレスを軽減させることが重要です。

 

成長痛が原因なら、痛みが出るのは仕方がないのかと言うと、そういうワケではありません。

痛みが出る人出ない人、スポーツを現在しているのか、頻度はどれくらいか、はたまた普段の生活習慣はどうか・・・

 

生活で個人差があっても、そもそも原因が筋肉の硬さならば、痛みがない状態でもストレッチを習慣化しておくとよいでしょう。

特に小学生から高校生の間は、成長期の真っ只中!目を見張る身長の変化があってもなんら不思議ではないのです。

日頃から筋肉の柔軟性を維持しておくと、骨の成長を邪魔せずに済みます。

 

 

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