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予防に勝る治療はない。ロコモを知って明るい未来を！！　　

2014/02/05

患者の皆さまから、「子供の世話になるのだけは嫌や」と、よく耳にします。
しかし、足腰の衰えで、身のまわりのことが少しずつ出来なくなる事や、
寝たきりになる事は、誰にでも起こることです。
そのことから、最近、ロコモティブシンドロームが注目されています。

ロコモティブシンドロームとは？
「ロコモティブシンドローム」とは、略して「ロコモ」ともいい、
運動器症候群とも呼ばれることもあります。
加齢や生活習慣により、骨や関節、筋肉、神経などが衰えて、
日常生活で「立つ」「歩く」といった日常動作が困難になり、
要介護や寝たきり、または、その可能性が高い状態のことです。
現在、ロコモな方とその予備軍は、全国に4700万人いると推測されます。

こんな症状からはじまります‼
50歳を過ぎるころから「腰が痛い、膝が痛い」といった症状を感じる方は
多いと思います。最近、こうした症状を感じる人が、要介護や寝たきりと
深く関係していることがわかってきました。

7つの項目のうち、１つでも当てはまればロコモシンドロームの心配があります。
皆様の身近な人たちはいかがですか？
１．家の中でつまづいたり滑ったりする。
２．階段を上るのに手すりが必要である
３． 15分くらい続けて歩くことができない
４．横断歩道を青信号で渡りきれない
５．片足立ちで靴下がはけない
６． 2kg程度の買い物を持ち帰るのが困難（１ℓの牛乳パック２個程度）
７．家のやや重い仕事が困難（掃除機をかける、布団の上げ下げ、重いごみを持つなど）

ロコモ度テスト
１．まず両脚で高さ40ｃｍの椅子から脚を肩幅に広げ、腕を胸の前で組み立ち上がる。
２．次に、どちらかの片脚を軽く伸ばして立ち上がり、そのまま3秒間キープ。
３．反対の脚でもやってみましょう。
この動作でぐらついてしまったり、上げた脚をついてしまった人は、筋力やバランス能力が低下しているロコモ予備軍‼
＊40ｃｍという椅子の高さは40～50代の目安。
30代は30ｃｍ、20代は20ｃｍでチェック

ロコモを知って明るい未来を‼